制振ブレース 「GO-TA」揺れを抑え、しっかり踏ん張り、壁になる。
-
「GO-TA」は、独自構造の摩擦ダンパーを採用した筋かい型の画期的な制振システムです。万が一、地震などで家が揺れた時には、摩擦ダンパーの働きで、建物の揺れを熱エネルギーに変換し、建物の変形を抑制します。
従来、木造建築では、筋かい・合板などを釘・ビス・金物などを使って梁や柱に留めつけ、地震や台風などの外力に抵抗する耐力壁としてきましたが、揺れの長い地震や度重なる余震などを受けると、こうした耐力壁も徐々に損傷を受けることがわかっています。
制振ブレース「GO-TA」は、繰り返し揺れても摩擦抵抗で踏ん張り、建物の変形(層間変位)を平均で60%*1 程度に低減します。また「GO-TA」は、耐力壁として*2 国土交通大臣認定「壁倍率1.7*3」を取得しました。これにより「GO-TA」は、制振システムであると同時に、耐力壁として壁量に算入していただくことが可能となりました。
-
- 建物プラン、地震波により異なります。
- 当該認定は、耐力壁としての壁倍率認定を取得したものであり制振システムの認定ではありません。
- N値計算に用いる倍率は「3.7」です。構造計算には、「壁倍率3.7×1.96kN=7.26kN」を用います。
-
「GO-TA」のは入った構造躯体は、
建物の変形(層間変位)を約60%に低減! -
省施工・簡単施工
延べ床面積40坪程度の建物なら、XYの方向に2ヶ所、計4ヶ所にバランスよく設置してください。平屋・2階建てなら1階に、3階建てなら1階と2階(もしくは1階と3階)に設置します。また、次のようなメリットがあります。
- 1ユニットごとにパッケージでお届けし、 内包の専用ビスとボルトで簡単に組立・設置できます。
- 特別な施工技術や特殊工具は不要で、1ヶ所あたりの設置時間は、約10分程度です。
- ターンバックル機構により、ブレースの長さは容易に微調整できます。
※設置の際は、各方面それぞれに偶数ヶ所、バランスよく設置することが原則です。また、奇数ヶ所の場合は当社までお問い合わせください。
繰り返しの地面に強く、メンテナンスフリー!!
摩擦ダンパーは、大型建築物の制振装置に採用実績の多いオイレス工業(株)製を採用。繰り返し耐久性能が極めて高く、連続して発生する余震にも安定した力を発揮します。なお、ダンパー部の構成部材は経年劣化のほとんどない摩擦材と高耐食性を有する表面処理を施していますので、一度設置したら、メンテナンスの心配はありません。
-
制振ブレース「GO-TA」商品区分
-
●柱間距離:900mmの場合の対応可能横架材間内法寸法(mm)
品番 柱:105角と105角 柱:105角と120角 柱:120角と120角 「GO-TA*11」 2,280~2,427 2,283~2,429 2,285~2,432 「GO-TA*13」 2,428~2,574 2,430~2,576 2,433~2,578 「GO-TA*14」 2,575~2,720 2,577~2,722 2,579~2,724 「GO-TA*15」 2,721~2,865 2,723~2,867 2,725~2,869 「GO-TA*17」 2,866~3,010 2,868~3,012 2,870~3,014 ●柱間距離:909mm・910mmの場合の対応可能横架材間内法寸法(mm)
品番 柱:105角と105角 柱:105角と120角 柱:120角と120角 「GO-TA*11」 2,277~2,424 2,279~2,426 2,282~2,429 「GO-TA*13」 2,425~2,571 2,427~2,573 2,430~2,575 「GO-TA*14」 2,572~2,717 2,574~2,719 2,576~2,721 「GO-TA*15」 2,718~2,863 2,720~2,865 2,722~2,867 「GO-TA*17」 2,864~3,007 2,866~3,009 2,868~3,011 ●柱間距離:1000mmの場合の対応可能横架材間内法寸法(mm)
品番 柱:105角と105角 柱:105角と120角 柱:120角と120角 「GO-TA*11」 2,242~2,391 2,245~2,394 2,248~2,397 「GO-TA*13」 2,392~2,541 2,395~2,543 2,398~2,546 「GO-TA*14」 2,542~2,689 2,544~2,691 2,547~2,694 「GO-TA*15」 2,690~2,836 2,692~2,838 2,695~2,841 「GO-TA*17」 2,837~2,982 2,839~2,985 2,842~2,987